Vol.909~キュゥべえ(魔法少女まどか☆マギカ)@大宮花の丘農林公苑

キュゥべぇ @ 大宮花の丘農林公苑

「やぁ、久しぶりじゃないか、教祖君。
相変わらず、キャラ写の勧誘はしているのかい?」

「最近は魔法少女の勧誘も大変でね、
君の方も、うまくいっていないようだね。」

「僕は奇跡を対価にして営業をしているけれど、
君のキャラ写の対価は、一般人の白い視線じゃないか。」

「どこにメリットがあるのか、僕には判断できないね、
君はそれが絶望を突破する道の1つだって言っているみたいだけれど。」

「僕が魔女を作っているだって? それは君の大きな勘違いだ、
君はキャラ写をもって魔女の口づけから人々を救おうとしているんだろう?」

「でも、僕は知っているよ。君は救世主になろうとなんか思っちゃいない、
撮りたいという欲望を、人々を救うという大義で隠しているだけだね。」

「お互い、悪魔だサタンだと名指しされる同志じゃないか、
それを否定したがるだなんて、やっぱり人間はわからないよ。」
「君が呼べば、僕はまた出てくるから、その時また会おう。
短い時間だったけど、楽しかったよ、教祖君。」